Sep 14

知らんまに笠井潔「青銅の悲劇 瀕死の王」が出てた。矢吹駆シリーズ。この連作は全て読んでるので、買わないわけにはいかない。772ページ。4日かけて読了。

70年代後半のパリを舞台に、謎の日本人留学生ヤブキカケル(元左翼の闘士、チベットの山奥で修行の後、パリ大学哲学講座の聴講生)が現象学的直感を武器に難事件を解決しつつ、ヴェイユ、ハイデガー、フーコーなど実在の思想家、哲学者をそっくりそのままモデルにした登場人物と思想対決を行ない、さらに謎の秘密結社の首領ニコライ・イリイチと暗闘する、というシリーズであるが、本作は「日本編」ということで、これまでの作品とはかなり趣を異にする。
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Apr 14

引き続き、写真のお勉強。先週は忙しくてあまり読めなかった。

Mar 19

引き続き、お勉強。風呂で1冊、電車で2冊な日々。

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Feb 25

そんなわけで、手あたりしだい写真関連の本を読んでます。以下、最近読んだ・読みかけの本。

その他、しょうもないトイカメラの本など。安井仲治の写真集は中古で買ったが、ページが1枚切り取られていた。図書館で借りた「デジャ=ヴュ」の安井特集号も切り取られてたし。ふざけんな。

今読んでる中平「なぜ、植物図鑑か」はヤバすぎる。いきなり写真が撮れなくなりそう。何すんねん、って感じ。

Feb 19

白と黒で―写真と…

最近、本はあまり読んでませんが、本と言えばほとんど写真関係のものしか読んでません。。もう小遣いがないので、同じ本を何度も読んでいます。なぜこのような状態になったのか、自分でも皆目分かりません。まあ、期末に向けて後がなくなったという現実逃避は多分にあると思われますが。とりあえず、以下ここ2週間くらいで読んだ本。

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Dec 02

今月より、印象に残ったものだけはまとめて列挙することにしようということで。

The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another dayThe Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day
乙一 (著), 荒木飛呂彦 (イラスト)

ジョジョの第4部(懐しい!)のノベライズ。なかなか凝った装丁がナイス。内容もあのツインピークス風な杜王町の雰囲気が忠実に再現され、ファンとしてはただ嬉しいかぎり。

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Oct 08

グリコ・森永事件「最終報告」 真犯人グリコ・森永事件が幕を開けたのは、私が中学1年の時。家のわりと近所で拉致誘拐された江崎社長が発見され、その後も良く知っている場所が次から次へと事件の舞台になった。そんなこともあり、私の人生で最も印象深い犯罪事件である。

江崎社長誘拐事件が1984年3月。犯人が終結宣言をしたのが、1985年8月。この年は、豊田商事の永野会長刺殺事件、日航機123便墜落、阪神タイガース優勝、ゴルバチョフ就任など印象に残る事件が多い。中学3年だった私は気にしてなかったが、後のバブルに重要な意味を持つプラザ合意もこの年だ。とにかく、やたらと浮ついた世相な中、犯人達は重犯罪を繰り返しながら警察を翻弄し続け、それでいて直接的には誰一人傷つけることなく(怪我くらいはさせたが)、余裕で時効を迎えた。そしてこの事件は「昭和最大のミステリー」と呼ばれるようになり、ある種の人達にとって犯人達は英雄視されるようになった。

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Sep 07

サクリファイス自転車ロードレースは、団体競技でもあるし個人競技でもある。それはチーム内の関係に集約されている。絶対君主とその奴隷達。極端に言うとそういうことだ。アシストはエースの為に全てを尽し、エースはアシストを徹底的に消耗させ、最後は踏み台にして前へ行く。

おそろしくシンプルな小説だ。主題はそのまんまタイトル通り、自転車ロードレースに特徴的なこの自己犠牲。ロードレース初心者は、まずエースとアシストの関係に驚き、実際にそれを確認してちょっとした感動を覚える。この驚きと感動がそのままストーリーになり、ラストでは、ロードレースにおいておそらくは究極的な自己犠牲が描かれる。この「究極的な自己犠牲」とは何だったのか、というところがミステリ仕立てになっている。

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Sep 07

銀輪の覇者 上 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1) (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1)立て続けに、自転車ロードレースを題材にした小説が出た。斎藤 純『銀輪の覇者』と、近藤史恵『サクリファイス』だ。前者は文庫化、後者は書き下ろしの単行本。ツールやヴエルタにあてこんでの発売であろうが、それだけ日本でもロードレースへの関心が高まってきたということだろう。

銀輪の覇者』の舞台は、昭和9年の日本。ナチス・ドイツが台頭し、日本でも軍国主義傾向強まってきた時代。それまで人気スポーツであったプロロードレースも、国家主義的なオリンピック政策によってアマチュア化が押し進められ、下火になっていく。

そんな中、突如として前代未聞の計画が持ち上がる。「大日本サイクルレース」。500人が参加する、日本史上最長 本州縦断1,000km超のプロ・ロードレース。使用する自転車はロードレーサーではなく、実用車。主催者は詐欺師と噂される人物。多額の賞金。参加するのは経歴不詳の者ばかり。そのレースに参加する主人公は、父親の復讐に燃えるフランス帰りの元ブルジョアにして現紙芝居屋。

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