写真座学
2008/05/02
最近、本はあまり読んでませんが、本と言えばほとんど写真関係のものしか読んでません。。もう小遣いがないので、同じ本を何度も読んでいます。なぜこのような状態になったのか、自分でも皆目分かりません。まあ、期末に向けて後がなくなったという現実逃避は多分にあると思われますが。とりあえず、以下ここ2週間くらいで読んだ本。
- 白と黒で―写真と…
- 写真美術館へようこそ (講談社現代新書)
- 戦後写真史ノート―写真は何を表現してきたか
- 写真とことば―写真家二十五人、かく語りき (集英社新書)
- デジャ=ヴュ (第12号) 安井仲治と1930年代
- モノクロ写真のD.P.E―モノクローム写真の魅力溢れる世界を銀塩表現とデジタル表現の両面から探る (日本カメラMOOK)
- エドさんのピンホール写真教室―スローライフな写真術
- 大阪+
- はじめてのピンホールカメラ―入門
- 気まぐれカメラBOOK (玄光社MOOK)
- クラシックカメラの世界 1890’s~1960’s―その輝ける時代
- 写真論
- ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!
他、雑誌・ムック、図書館で借りた写真集などはきりがないので省略。感想も書いてられないので、省略。
で、あんまり読んでないで言うのもなんですが、どこの本屋へ行っても写真論、写真批評の本って数が少ないのですな。文学、美術はもちろん映画と比較しても圧倒的に少ない。「撮り方」の本は腐るほどあるけど。これはどうしたことですかいな。
あと、本屋の写真集のコーナーで現在圧倒的に幅をきかしているのは、「犬猫もの」なんですな。これにはちょっと萎えた。犬猫ブーム、健康ブーム、嫌煙ブーム、エコブームの共通する背景にある病について世相を斬ってみたいところだがまた今度にしよう。あとは「風景」「花」、平積みになってるのは廃墟関連、トイカメラ関連。うーん。
とりあえず半径1kmくらいで手あたり次第読んでいってますが、まずはもうちょっとまともな本屋に行かねばなるまい。上の本でお勧めできるのは、今頃になって読んでじゃないよとご本人に怒られそうだが、大学で2年にわたり授業を受けてた清水穣先生の「白と黒で―写真と…」です。これは大変エキサイティングでした。
あと、私の好きな写真家はとりあえず、安井仲治と森山大道みたいなので、ちょびちょび写真集を揃えていこうと思います。