Androidの本3冊

   

Androidで何かやろうとしても、日本ではまだ書籍がほとんどないのです。端末が出てないのでしょうがないですが。

「Google Android完全解説」

今のところ日本で出版されている唯一のAndroid開発本なので、必携。ただ、本書のサンプルコードはSDKがm3-rc37aの時のもの。最新のSDKではAPIが大幅に変更されているので、ほとんどのコードが動きません。これについては、工学院大学の金丸隆志氏が「Google Android 完全解説 注意点」で修正点をまとめられているので大変ありがたい。

この手の開発本は、来年各出版社から続々と出てくるんでしょうね。1.5ベースで。

「Google Android入門 ~携帯電話開発の新技術」

Androidの概説本。とはいえ、分量的には開発より。中途半端な内容ではあるが、とりあえずの1冊。


「iPhoneの本質 Androidの真価」

2008年9月25日と26日に開催されたセミナー「オープンモバイル・コネクションズ2008」の主な講演を収録したもの。いい加減な作りではあるが、内容は非常に濃い。ウサンクサいのも含めて業界動向を生の声で知ることのできる本。ケータイ以外の組み込みAndroidにも触れられているのが良いですね。より詳細な業界動向を知りたい向きには、一般の書籍ではないがインプレスの「オープンモバイルプラットフォーム調査報告書2009」が詳しい。

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