APCによってフルスピードで時代を駆け抜ける on Dreamhost

   

当サイトの昼の部「湘南ビバップ」はオープンソースのCMS「Drupal」で動いているのですが、こいつがあまりに遅い。遅い遅いと思いながら早や1年。いいかげん何とかしようと。

とりあえずキャッシュで何とかしようと、PHPのキャッシュシステムを色々調べる。性能はどれもたいして変わんなさそう、ということで公式サポート(PECL入り)で実績のあるAPCにする。ちなみに、Drupalの性能向上については、少々古いが開発者のブログのこの記事「Drupal webserver configurations compared」が参考になる。

ところで、当ブログも「湘南ビバップ」も動いているのはレンサバ「Dreamhost」の上である。自由が効いて大容量、比較的安価という素敵サービスだが、ここで問題になっているように非常に重い。重くて安価、というだけなら救いようがないのだが、幸いここはシェル他かなり自由が効く。デフォルトのPHPはAPCが使えないが、PHPもAPCもコンパイルしてインストールすることができる。これはかなりありがたい。

まずは、「Installing PHP5」の通りにPHPをコンパイルしてインストールする。インストール用のシェルスクリプトが用意されているので、こいつを実行するだけだ。PHPをcgiでコンパイルして、指定したドメインのルートディレクトリにインストールしてくれる。.htaccessでこのcgi版PHPを起動するように設定すれば、自前のPHPで動く。

次にAPC。これも「Pecl APC」に用意されたスクリプトを実行するだけ。php.iniにAPC用の設定を書けばおしまい。カンタン。

で、結果はちゃんと計測はしてないがかなり速くなった。細かい設定はもういいや、と思うくらい。こんなに簡単ならもっと早くやっておくべきであったよ。

ついでに当サイト「All Blues」もAPCで驚速夜露死苦!と設定してみたが、逆にたまらんくらい遅くなった。ちなみに、当サイトはDrupalではなく、「Wordpress」で動作している。たぶん、APCとWordpressのキャッシュの問題だと思うのだが面倒くさいので調べない。そもそも、Wordpressのキャッシュシステムは良くできているのであろうか、くそ重いDreamhost上でもそこそこ軽快なので、このままで問題なし。

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