エレキ倶楽部『さよらなら20世紀』 宗教法人リリーワンツー教会

      2008/12/12

前回からの続き。

「宗教法人リリーワンツー教会」の歌詞は実在の新宗教をネタにしたノンフィクションらしい、と聞いたのはたしかピロシキ氏からであった。どの新宗教であるかあえて詮索しなかったが、先日、島田裕巳『日本の10大新宗教』を読んでいたら、お、これかなという記述を発見。グーグル閣下に聞いてみたところ、あまりにも難しい話ばかりなので特定は断念。

「宗教法人リリーワンツー教会」
ウメガー:Voice
ピロシキ:Keyboads
ノボルザーク:Guitar
シカソ:Programming

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シンセベースからスタートするが、これはケンターラ氏のエレキベースを差し替えたもの。なぜ差し替えたのか理由は忘れた。ギターとシンセのユニゾンでピロシキ氏が思いっきり間違えてるのはご愛嬌。

この曲は、どう仕上げていいのか全然分からなかった。とりあえず派手なドラムを入れてお茶を濁しましたが。

「宗教法人リリーワンツー教会」

ひとつ、髷を結ってはならない
みっつ、茶を飲んではいけません
よっつ、空気の中に窒素を含んでる いかがわしい味噌は食べないこと
さん、玉虫の昆虫採集はやめましょう
ろく、ズボンの片足にふたつ足を突っ込むとダメです

宗教法人リリーワンツー教会です
あなたもわたしもワンツーワンツー
一緒に一緒に一緒に幸福になりましょう
宗教法人リリーワンツー教会はあなたの下僕です

わたしはあなたの代りにスーパーマーケットに買い物に行って値切りもしましょうか
いい考えでしょか

ワンツーワンツーワンツーワンツー
リリーワンツー教会でした

今入会するとかわいい、です

歌詞は、まあ宗教批判なのでしょう。いきなり教義を読み上げるのだが、「ひとつ、みっつ、よん、さん、ろく」とメチャクチャ。こういう仕掛けがスラスラ出てくるのが、すごいといえばすごい。教義の内容はうるさいお母ちゃんが言うようなことだが、詳細に検討するとウメガー氏の家庭の事情に踏み込みそうな気がするので、やめときます。

次は明白な埋め草、「白石先生と園児たち」。

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