ツール・ド・フランス2007 第2ステージ

      2007/09/10

いきなりお客さん第2ステージは、大波乱、大爆笑のゴール。笑える事件がそこかしこに起るのもツールの魅力ですが(その半分くらいがマキュアン絡みだが)、今日のはかなりキた。

ゴール手前でツァベルがヨレて、後ろ10数台が一気に落車(マイヨのカンチェラーラ含む)する大惨事が発生。転んだライダーは道を塞ぐことになり、集団は分裂。後続はここで実質的にレース終了。

「うわー、悔しいだろうな、後ろにいた選手達。。。」と思いきや、彼らはすぐに気持ちを切り替え、何と沿道の巨大モニタでゴールシーンをまったりとTV観戦!何じゃ、そら!と、おそらく1億人くらいがTVにツッコミを入れたに違いない。上の写真がそれです。そして、この直後・・ ・

なぜか爆笑ランプレとCSCの選手が火がついたように大爆笑、いつもは超クールなラスムッセンも思わずニヤつく。自チームの選手は勝敗には関係ないはず。どうしようもないとはいえ、このシビアな状況でそんなに笑えることってあるの?ゴールでは一体何が・・・

ボーネン前に残ったライダーでスプリント。マキュアンをブロックし、ベルギーのアイドル、トム・ボーネン様が高らかに人差し指を掲げ勝利を宣言!・・・しかし、実際に勝利したのは自分のアシストであるはずのステーグマン!

「またやったな、ボーネン、わはは」ということで笑ってたんだと思うのですが、実際のところどうなんでしょう。(ベルギーでのレースなので)同じベルギー人のステーグマンに勝利を譲り、その勝利を祝福したのだとも考えられますが(ボーネンはどっちにしろ緑ジャージ着られるし)。

何せよ、レース中に選手がTVでレース観戦、という珍しいシーンを観れて大満足です。どうやらイケメン、カンチェラーラの怪我もたいしたことなさそうです。

 - 自転車 , ,