Kenwood R-K711を買ったらラジオに目覚めた
先々週、アンプをサンスイのA-α7からTopping T-10 Mark4に替えて、先週はスピーカーをTrioのJL-71から中古で買ったAudio ProのBlack Pearlに替え、今週はKenwoodのR-K711を購入。Topping T-10 Mark4には実働2週間で引退してもらうことにしました。いずれ別の使い道を考えようと思います。小さなフルレンジのスピーカーを安く自作して、DTMのセカンドモニターシステムにしようかな。
さて、そのKenwoodのR-K711ですが、実売3万円のCDレシーバ(アンプにCDプレイヤーとチューナーがくっついた製品)としてはほとんど文句のつけようもなく素晴しいものです。アナログアンプからいきなり乗り換えていたら耳が拒否反応をしめしたかもしれませんが、ToppingでいわゆるD級アンプの音の特徴を把握できていたので、がっかりすることはありませんでした。Toppingはもちろん、2週間まで使っていたサンスイのアンプより好きな音です。ごく小音量でもクリア&スムースで、夜中にギタートリオのバラードなど鳴らすと、最近持病の肩凝りも霧散いたします。
スピーカーケーブルは、これを機会におそらく高校入学祝いに買ってもらったサンスイのシステムコンポ付属のものから新調。といっても買ったのではなく、押入の奥にあったLANケーブルを再利用。Audio ProのBlack Pearlはターミナルがウーファー、ツイーター2つ付いてるので、バイワイアリングしてみました。何となく若干ほんの少しおそらくシャキッとした音になったような気がしないでもないようになったので、これはたぶん大成功。少なくとも高価なケーブルを買うよりは。
こいつの不満な点はCDプレイヤーのトレイが頻繁に異音を発することで、メーカーに問合せをしなければいけないレベルですが、ネット上の情報によるとどうやら初期不良ではなく仕様のようです。おまけ的機能とはいえ残念です。
もうひとつ、おまけ機能としてチューナーが付いています。自動車の中以外でFM放送を聴くなど高校生以来したことないですが、せっかくなので電気屋で分配器を買い求め、CATVのアンテナ線から同軸ケーブルを分配してチューナーに繋ぎ、山下達郎の「サンデーソングブック」や、InterFMのジャズ番組などを聴いておりましたが、日曜午後にリビングで聴くFM放送は実に楽しいもんですな。FM放送に目覚めてしまったついでに、今春から始まったネットサーマルなラジオ「radiko.jp」を聴いてみましたが、クソ音質かつ局数も少なくて実にがっかりです。