高襟「罪と果実」を観に行ってきました

   

コンテンポラリーダンスカンパニー「高襟(ハイカラ)」の公演「罪と果実」を観て参りました。前回の「ふぞろいの果実」より約4ヶ月、満を持しての一週間ぶっちぎりスタジオパフォーマンス。

  • 構成・振付/深見章代 
  • 出演/吉川英里・深谷莉沙・深見章代
  • スタッフ:高襟(林由紀子・青山るり子)
  • 宣伝写真:聡明堂
  • デザイン:山下靖夫・深谷莉沙
  • 協力:ABS父母会・Hair&Make CORte


前回は、4+2名計6名の女子で踊り狂う豪華絢爛さだったのですが、今回は吉川英里・深谷莉沙・深見章代の3名。といっても、猥雑な女子パワーは前回にも劣らず圧倒的であり、にも関わらず、ほどよく抑制が効いた構成が前回以上に女のロボティクス性=罪を深く浮び上がらせる。

新メンバーの深谷莉沙が構成の核ともなる役割を見事に演じており、その論理に満ちたパフォーマンスは今後の高襟の特にコンプセプト面での活躍を大いに期待させるものであった。吉川は従来のダイナミックな表現力に加えた繊細さで中盤を支配し、深見は相変らず問答無用のテクニックで圧倒しつつも、更にセリフ回しや表情などの演技力に磨きをかけており、高襟の進化っぷりを見せつけられた公演でした。

ということで偉そうなことを書いてみましたが、コンテンポラリーダンスを見るのは前回の高襟が初めてで、今日が2回目。2回とも「おおスゲエ。わはは。おおスゲエ。何じゃそら」てな感じで圧倒されっぱなしで見終ったというのが正直な感想。前回は圧倒されすぎて、終了後にお話しできなかったのですが、今回はちょっとだけ深見さん、吉川さん、深谷さんとお話しできました。

ということで、今度会った時はいっぱい質問しますのでよろしくお願いします深見さん。

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