RawTherapeeで森山大道風に現像
2019/09/18
RawTherapeeは先のエントリでもチラとご紹介しましたが、商用製品にも勝るとも劣らないフリーの現像ソフトです。
今週末も色々いぢって遊んでる中できたのが、上の森山大道風な写真。PhotoshopやGimp等のレッタッチソフトは使っていません。小さなサイズだと分かりにくいので、クリックして拡大してご覧ください。
LX3には「サンドブラスト」という、このようにモノクロでノイジーな写真に仕上げるモードがあるのですが、中途半端な感じで私的には正直イマイチです。
LX3撮って出しの写真。被写体は、茅ヶ崎にあるレストランの看板(?)です。機械に埋め込まれて発光している蛍光灯に引っ張られて露出不足な下手糞写真を救出しようといじっていたら、暗部のノイズがいい感じだったのでより強調する方向でモノクロにしたら「サンドブラスト」よりいい感じになりました。ISOは400。
とはいえ、按配はなかなか難しく、他の露出失敗写真で試してもこのノイズの感じは出せませんでした。この写真に関しては、露出補正で+1.35、アンシャープマスクをちょびっとだけ、チャンネルミキサーを9本すべてフルテンに近い状態にして調整しただけです。
ま、これをもって大道風というのは氏に大変失礼ですが、デジタル暗室はなかなかおもしろそうです。