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エレキ倶楽部『さよらなら20世紀』 レコーディングセッション

前回からの続き。

エレキ倶楽部 『さよらなら20世紀』のレコーディングセッションは、1999年5月15日夕刻より翌日朝方にかけて行なわれた。レコーディング場所は大阪府泉大津市の当時の私の自宅。披露宴を間近に控え、入居したばかりの新築マンションの一室。まだ妻は入居していなかった。ピロシキ氏以外のメンバーと私は初対面。

集った時点で譜面も歌詞も何もなし。一晩ですべてを作り上げるという無謀な計画である。主な流れは、ピロシキ氏が適当なリフを作り、ケンターラ氏、ノボルザーク氏がそれを追う。その間、ウメガー氏はネタをくってるのであろう、ウロウロしながらブツブツ言う。最後に全員で数度合わせ曲が何となく完成。私はそれを聞きながら、クリックテンポやフェーダーの調整。レコーディング。といったもの。
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エレキ倶楽部『さよらなら20世紀』 前説

エクスペリメンタル・ロックバンド、エレキ倶楽部のアルバム「さよなら21世紀」の制作に関われたことは、私にとってたいへん名誉である。2000年夏に発表されたアルバムであるが、近年、高円寺界隈で再評価の動きがあったと聞く。「裸のラリーズを越える伝説」という評価も一部であるくらいだ。

たった一晩の間に、ほぼ全曲が作詞作曲演奏録音されたこのアルバムには、以降沈黙を守り続け、もはや生ける伝説化したウメガー・バームクーヘン氏の天才的なパフォーマンスがはっきりと記録された貴重なものである。

当時、ごく僅かな人の耳にしか届かなかったこのアルバム。プロデューサーであった私は、歴史の証人としての責任から、あらためて解説付きでここに公開したいと思う。

エレキ倶楽部 「さよなら20世紀」
エレキ倶楽部 「さよなら20世紀」
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