長野の高橋氏
- 2007年 6月 30日
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終電間際、疲れた体を引きずり会社から駅までとぼとぼと歩いていると、ベージュのマークIIが運転席の窓をウィーンと開けながら俺の横で止まり、中から「ちょっとすみませーん」と声が。
「道を聞かれるのかな?」と近づくと、スーツの男が中に2人。助手席の男は顔が見えず。運転席の男は小太り、角刈り、ノーネクタイ、金のネックレス、銀縁の眼鏡。年齢40歳くらい。こう書くとヤクザ風だが、そうではなく、柔和で人なつこい営業マン風。その運転席の男が話しかけてくる。
「すみませーん、あの、道に迷ったんじゃないんですけどもね」
「はいはい、何ですか?」
「これ、貰っていただけないかと思いまして」
「え?くれる?」
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